1965年10月4日生まれ
B型/天秤座
銀行、医療機関、建設業、社会保険労務士事務所勤務を経て、2005年2月に独立開業。
渉外、融資、経理、総務など幅広い業務に従事。20年以上に渡って、金融、会計の世界で、のたうちまわる。
現在「資金管理アドバイザー」として、中小企業経営者・起業家たちと日夜奔走するかたわら、障がい者自立支援団体「NPO法人 ふわり」理事も務める。
こんばんは。
高橋啓一です。
週末ですね。
今週は、新しいお客様との面談で札幌へ赴きました。
私の住む街と札幌は、鉄道で4時間ほどの距離なのですが、本を読むにはちょうど良い時間です。
ちょっと気になっていた、こんな本を読んでみました。
「稲盛和夫の経営塾 高収益企業のつくり方」 日経ビジネス人文庫
京セラ会長 稲盛和夫氏が主催する「盛和塾」での、中小企業経営者との質疑応答が内容の中心なのですが、非常に面白く、核心を突く、中身の濃い1冊だと感じました。
機会があれば、ぜひ手にとって読んで欲しいですね。
これから起業される予定の方というよりも、ベテラン中小企業経営者の方にとっては、「身につまされる話」であり、「納得できる話」であり、さらには「絶対に向き合わなければならない話」だと思います。
とかく、大企業経営者の書くビジネス書の中には、中小企業経営者にとって、あまり参考にならない類の書籍も多いのですが、稲盛氏の説く経営哲学は、単純であり、明快であり、奥深く、中小企業経営者が実践しなければならないことばかりです。
売上のみを追うのではなく、「高収益」を追う。
拡大を目指す前に、今の事業の収益性を高める努力をする。
稲盛氏は、経営の本質について
「売上を最大にし、経費を最小にする。」
このシンプルな原則を徹底的に貫くことだ。
と、述べています。
また、高収益経営を目指す、大きな理由の1つとして、
「手元資金の増加」
を挙げています。
私も常日頃、お客様に「キャッシュに拘る経営」を説いている訳ですが、経営目標の最終地点とは、つまるところ、
「手元資金の増大」
に行き着くと思うのです。
「何のために、事業を拡大するのか?」
「何のために、社員を増員するのか?」
「何のために、設備投資をするのか?」
あるいは、
「何のために、資金を使うのか?」
巡り巡って、この答えの着地点は、「手元資金の増大」にたどり着くのではないでしょうか。
その「資金の流れ」の把握なくして、安定経営への道はあり得ません。
現状多くの企業や多くの金融機関が、そのことに気づいていません。
税務申告用にアレンジされた、経営判断にはとても向かない資料のみを使って、自分の事業を把握しようとしているのです。
経営の本質とは、小難しい理屈や公式ではなく、とてもシンプルなところに宿っているものではないでしょうか。
稲盛氏の著書には、そんなことも感じさせられました。
それでは、また。
※札幌で、ちょっと時間があったので1時間位掛けて「中島公園」という所を散歩しました。
空気が澄んでいて、すごく気持ちよかったです。
写真は重要文化財「豊平館」です。
以前訪れたことがあるのですが、懐かしく想い出しました。
投稿者:高橋啓一 日時:2008年03月07日 23:46 | コメント (2)